目が悪くなるということ


どうもこんにちは、目が悪い歴12年のローエンドマンです。



僕の目が悪くなって12年。干支が一周です。犬の時にやられたみたいですね。


そういえば当時は犬が怖かったです。








近所のラッシーという名のコーギー犬が庭の柵を越えて脱走し、地の果てまで追いかけられたことがありました。

小学2年生の僕は泣きながら逃げ、50m走10秒台の圧倒的俊足で家に駆け込んだのでした。


コーギー犬は今見ると愛くるしいビジュアルですが、当時はこの犬が凶悪な生物兵器にしか見えず本気で「四肢を喰いちぎられる!」って思ってました。


本当に怖かったな。命を落としていたかもしれない。ワンチャン犬死にしてたかも。



この出来事は完全にトラウマになってしまって、後に「犬の弱点を知ろう」とお年玉でDSのニンテンドッグスを買ったのを覚えてます。







「犬の野郎にはもう負けない」という断固たる決意のもとに買ったのですが、画面越しの犬と交流していくうちに「やばい犬超かわいい」と恐怖心が和らいでいき、トラウマは薄れていったのでした。


21歳となった現在では、適切な間合いを取ればどんな犬でも接することが出来ます。

成長したなぁ。










めちゃくちゃ話逸れましたね。目の話だった。。





視力や聴力って若いうちにピークがきて、それからは下降していく一向だと思ってるのですが、僕の視力のピークは小学2年生。


あまりにも脱落が早い。8歳で衰えるDNA。

もう20年位がんばってほしかった。


でもこれ滅茶苦茶自業自得なんです。

漢字が8文字続くほど自業自得なんです。



目が悪くなった理由って皆それぞれあると思うんですが、僕のは自業自得度とバカ度がカンストしてます。


ギネスブック級のアホさ。圧倒的な自己責任。身を引き締めて聞いてください。





小学2年生の後半。

僕はとあることにハマっていました。



1つはゲーム。



PS2がクリスマスプレゼントとして届き、元々ゲームにハマる節があった僕はそれに没頭。

「メタルギア・ソリッド3」とか「THE タクシー 〜運転手は君だ〜」とか色々ハマってました。


当時は特に欲しいものが無かったのですが、父親が僕を説得してPS2が我が家に。(確か)


届いた初日は父親が遊んでました。今思うととんでもないやつだな!!




ゲームで目が悪くなったのか。なんだ、普通じゃないか。


そう思ったあなた。実はこれ、あまり原因じゃないんです。






もう1つ当時の僕が熱中していたものがありました。




それは「暗闇でライトパチパチごっこ」です。

これは小学2年生の天才少年ローエンドマンが開発した、画期的な遊びだったのです。



何だか嫌な予感がしませんか?





遊び方は簡単で、懐中電灯を持って押入れなどの暗闇に入るだけ。

体育座りをしてリラックス。光の一切届かない無の空間。



そして懐中電灯を目に押し当てて、スイッチのオンオフを繰り返します。




強い光を近距離で連続して浴びると、光の残像が暗闇に浮かぶようになり、IQ52の僕は「不思議で凄い世界が見える!」とはしゃいでいたのでした。








「気軽なトリップ」





「サイケデリックな光像」



といったヤバイ言葉で形容できるこの危険度5000の遊びを、小学3年生の視力検査で視力が落ちていることを知るまで継続。


暗闇で一人でやっている遊びだったので、誰も止めることが出来なかったこの自傷行為。



こうして僕は目が悪くなりました。めっちゃバカ。


タイムマシンを開発してドアホな小2の自分にロメロスペシャルを決めてきたいです。



ちなみにこの遊びのおかげで、今でも暗い場所にいくと視界にノイズが走ります!!

視覚の神経回路がバグりました!!すごい特殊能力だ!!





アウトじゃん。。。








そして小3の段階で視力は右Bの左C

日常生活で困るというシチュエーションはあまりなかったのですが、クラスで一番うしろの席になると見えづらい程度の視力になっていました。


この死亡遊戯がきっかけとなり僕の視力は低下しはじめたのでした。



僕が眼鏡をかけるようになったのは中学2年生の時でしたので、それまでの間はぼかしのかかった視界で生きてたってことですね。


人生の貴重な少年期のピントがボケてたってちょっと勿体無いな。

映画化したら一番輝いてるシーンのピントがブレブレ。そんな映画いやですね。




ちなみに末期(中2)は右C左Dの状態の裸眼で過ごしていました。


僕「黒板見えないけどまぁいっか!!」

と吹っ切れてしまい、2ヶ月くらい黒板を全く見ない学校生活。


人生で一番間違った吹っ切りでしたね。




見事すぎる成績の低下で、下がったのは視力だけじゃなかったことに気づいた僕は親に相談。

JINSに乗り込み、メガネを購入。



そこから僕のメガネLIFEはスタートしました。


抽象的だった視界が急にエッジの効いた視界に。

「こんなに世界ってくっきりしてるんだ!」とシンプルすぎる驚きでいっぱいでした。



そこから現在に至るまで快適な眼鏡生活。裸眼歴14年のメガネ歴7年。

コンタクトにする予定も無いので、そのうちメガネ歴が裸眼歴をブチ抜かすのでしょう。。


「コンタクトにしないの?」と時々聞かれることがあります。

確かにコンタクトは大分主流になったと感じますが、僕は未だに抵抗があるんですよね。。。



メガネあるあるだと思いますが、メガネをしてる顔が自分の基準になってしまってメガネを外すと自分でも「お前誰っ!?」ってなっちゃうんですよね。

だからメガネしてない自分は軽く他人です。本当に他人なのかもしれない。



コンタクトに変えた瞬間にアイデンティティが崩壊し、全くの別人になってしまう可能性があるのです。





エクストリーム・アイロン掛けの修行のために渡英するかもしれない。


渡英先のアビーロードで派手なレインコートを着てカニ歩きをしているかもしれない。


急にスキューバダイビングが趣味になるかもしれない。


湘南のビーチで派手な水着を着て「令和ーっ!!」と叫びながらカニ歩きをしているかもしれない。




そんなコンタクトをしてるパラレルワールドでカニ歩きをしている自分がちょっと怖いのです。


なんだそれ。









はい。


そんな感じです。めっちゃバカですね。なにやってんだ本当に。。



まぁ若さゆえの過ちによって、僕はメガネをかけているという話でした!


周りも結構目が悪い人いるけど、やっぱりやらかしたんでしょうかね?



僕はとにかくこのままメガネ道を進みたいと思います。



では、!目は大切にしよう!!



ローエンドマンの失踪

趣味で作ってる音楽とか日記をここに放置しています。

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