君の日曜日


人類の圧倒的普遍である「うんちがしたい」という想いについて歌った曲です。



この曲を作り始めたのは2015年の1月下旬。


つまようじ男が、じゃがりこに一円とつまようじを入れて日本を震撼させ、イスラム国が日本人2人を拘束し200億円の身代金を要求していた頃。

僕はまだピカピカの高校2年生。ずっしりと佇んでいた平成。そこそこ降った雪。



これは結構個人的な思い入れのある曲です。作ったきっかけを凄い覚えてます。




2015年の1月、僕の誕生日


3時間目の数学Ⅱの時間。17歳になりたてホヤホヤの僕は腹痛に苦しんでいました。







僕「あぁ!すごくうんちがしたい!!」 



朝に十分なトイレの時間を取れなかった僕。

出るものが出きってないタイプの腹痛が炸裂。


地味な鈍痛。下っ腹を中心に広がる不快さ。あぁうんちがしたいな。


しょうもないプライドのせいで、授業中に手を挙げ「トイレに行ってきます!」が言えない僕

手を挙げるくらいなら、その場にてもらす方がましだなんて思ってました。


なんなんだそのプライドは。






全く頭に入らない三角関数を見つめていても、考えるのは君(うんち)のことばかり。





僕「むぅぅうん!!うんちがしたい!!」



ああ、なんてうんちがしたいんだろう。。

DAN DAN高まるボルテージ。。。 



僕「うんちがしたい!!」 







むっ!!!!







ぴこーん 

僕「Oh!うんちがしたーいー♪!!」 



なんということでしょう。 

繰り返し思い浮かべていた言葉に、急にメロディがついて脳内再生されたのでした。 



僕「凄い!何かできたぞ!!あと凄くうんちがしたい!!」 



その閃きの余韻に浸ることもなく、授業が終わるとすぐさま小走りでトイレに駆け込みました。 

ダサい。 




こうして思いついたサビの「うんちがしたい」を手がかりに曲作りをはじめました。 


家に帰り適当なコードを付けてサビが完成。 

これが、C G F Gというブルーハーツ並のシンプルなコード進行だったんですが、今思うとこの時からこの進行を多用してる気がします。 

他の曲でもこの進行がかなり使われてます。THE誰得情報! 



後日他の部分のコードを作り、ボチボチ歌詞をつけてゆき完成。 


初めてちゃんと歌の入った曲だったので、その歌詞作りが新鮮で楽しかったです。 

サビとのギャップを作るために奮闘したのを覚えてます。



そして録音とPV製作。


録音は一度殆ど完成したものが、自分の凡ミスにより完全消滅。

勝手に半ギレ状態ですべて録り直したのを覚えてます。 


ローエンドマン、怒りのワンテイク。 

Rage Against Myself。怒れる若者。カルシウム不足。



ちなみに音源の楽器隊は当時の録音なのですが、ボーカルの方はサビの歌詞を変えたため最近の録音になってます。

高2の半ギレ演奏をバックに、21歳の僕が歌った感じですね。エモい。



そしてPV。

これもラ・テテテーン同様に、圧倒的インドア撮影。


ちょっとした製作記があってそれを読み返すと、このPVの撮影と編集に合わせて14時間を費やしたそう!

何という暇さ加減!これでこそ帰宅部ですね。


当時、ローエンドマンとして公開することを少し想定していて、全編サングラスをかけた僕が登場します。

結局公開しなかったんですけど、4年後の気まぐれによってぶちまかれることになりました。

この時間は何だったんだろう。映像の意図も忘れました。


でも、PVを見返すと自分が楽しそうに「うんちうんち〜!!」って言ってるんで、本当に作ってよかったです。

青春してるなぁ〜。



この後もたくさん曲を作っていくのですが、PVを作ったのがこの曲で最後になってます。

曲製作のペースが早くなって、映像つけるの無理だなってなっちゃいました。



そんな感じの曲です。

高校時代に作った曲では、自分の中でもトップクラスの気に入り度の曲です。

ちなみに、正式に僕の中での「便意に襲われたときのテーマソング」に認定されています。




といった、うんちの、うんちによる、うんちのための曲でした。 


これまでも、そしてこれからも!うんちをしていきましょう!!




では、!





歌詞

タツノオトシゴも 愛する人も

この場所を求め やってくる

瞳の奥から 流れる涙

乾くことのない 感情だ

青空に舞った 一つの夢を

片隅において 生きていく

想いを留める たくさんの心

止まることもなく 動いてる


ああもう我慢出来ない

心の底から叫びたいよ


うんちがしたい うんちがしたい

この国日本で うんちがしたい

うんちがしたい うんちがしたい

世界のどこかで うんちがしたい


空気を揺らす 言葉は消えて

面影を捨てて 彷徨うさ

果てしなく続く 道の終わりに

何を思うか それだけだ

街で見かける いろんな人も

昔はみんな 一つだった

大地に浮かぶ 人たちは消えて

静まり返る 約束さ


どんな言葉でも 動くことのない

すぐそばに置いた この思いを


うんちがしたい うんちがしたい

イギリスあたりで うんちがしたい

うんちがしたい うんちがしたい

死んでしまった後も うんちがしたい


うんちがしたい うんちがしたい

イギリスあたりで うんちがしたい

うんちがしたい うんちがしたい

世界のどこかで うんちがしたい

うんちがしたい うんちがしたい

どこでも構わず うんちがしたい

うんちがしたい うんちがしたい

死んでしまった後も うんちがしたい



ローエンドマンの失踪

趣味で作ってる音楽とか日記をここに放置しています。

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